BTOBアルバム紹介③The Winter’s Tale
今回紹介するアルバムは2014/12/22に発売された6枚目のミニアルバム「The Winter’s Tale」です！このアルバムは私がBTOBのファンになって最初に買ったアルバムなので個人的に思い入れがあります(TMI)
「The Winter's Tale」ミニ第6集(2014.12.22)
先行公開された"You can cry"は、甘いクリスマスのメロディに、恋人がいないクリスマスを1人で過ごす寂しさを表現した可愛くて自嘲的な歌詞と、メンバーたちの甘い歌声と個性溢れるラップの完璧な調和が心地良い温もりを与えてくれる、"シングル専用キャロル"として話題を集めた。
①울어도 돼 (You Can Cry)【先行公開曲】
作詞:Jerry.L, 한희준
作曲:Jerry.L, 한희준
切ない★★★★☆
アイドルのクリスマスソングといったらハッピーな曲が来るかと思ったら真逆。去年かそれより前の冬にいた彼女を思い浮かべながら一人で迎える寂しいクリスマスを歌う曲です。
なぜ寒い冬に雪が降らなければいけないのかという詞が好き。そういうものだとわかっているのに無性にやるせなくなっている主人公の姿が思い浮かびます。
このアルバムのタイトル曲は次に収録されている「울면 안 돼(泣いたらダメ)」。一曲目に収録されているこの曲のタイトルは「울어도 돼(泣いてもいいよ)」なので是非セットで聴いていただきたいです。
「泣いたらダメ」の方は彼女に対して言っていて「泣いてもいいよ」は主人公に対して言っている…と解釈しているのでやっぱり別れて1年か？それとも「泣いたらダメ」の1年以上あとかもしれない…
②울면 안 돼 (The Winter's Tale)【タイトル曲】
作詞:ヒョンシク,イルン
作詞:ヒョンシク,イルン
可愛い★★★★☆
一曲目に収録されている「泣いてもいいよ」のプニたんパートで理解した日本人なのですが「サンタが街にやってくる」という曲があるじゃないですか。あの曲って韓国題は「울면안돼(泣いたらダメ)」なんですよね。
ってか原曲の歌詞を見たら日本語訳詞が違うだけじゃないですか…日本語詞に「泣いちゃったらサンタのおじさんが来ないよ」とかいう内容ないですよね？KPOPを通じて知る事実…
それは置いといてこの曲はアイドルらしい可愛いコンセプトなのですが歌詞は少し切ないです。去年の冬に別れた彼女に対して歌っているのですが彼女の幸せを心から願って「僕じゃない彼のそばでは泣いたらダメだよ」とまで歌っているくせにラップパートで「僕は大丈夫だから(大丈夫じゃない)」ってしっかり言っててしっかり泣いた。
とは言っても曲調も振付も衣装も可愛いので結局可愛いです。おすすめのパフォーマンス映像をいくつか貼るのでぜひご覧ください！
③한 모금 (One Ship)/ひと口
作詞:Good Life, ミニョク, イルン
作曲:Good Life
切ない★★★★☆
振った側の男の歌。振ったはいいもの忘れられずに未練がある感情がとても切ないナンバー。歌詞にもあるように恐らく良くない別れ方をしたんだろうけど彼女を苦しめた上に自分も苦しくて仕方なくてどうすることもできない姿が思い浮かびます。
ソンジェの愁いを帯びた歌声がこの曲に最高に溶け込んでいるのですが当時日本年齢で19歳だなんて私は信じないぞ。
④마셔! (Cheers!)
作詞:イルン,ミニョク,プニエル
作曲:ヒョンシク,イルン
楽しい★★★★☆
ラップラインの曲。「One Sip」では彼女を忘れたくて飲んでいたがこちらは友達と飲んだくれてる(たぶん)。若い男の子がただ楽しく飲んでそうな情景が目に浮かびます。この子たち人並みには飲めるけど結構酔ってそう。気を付けて帰るんだぞ。
⑤크리스마스라서 (Because It's Christmas)
作詞:ZeroZine (MosPick), Ferdy (MosPick),イルン
作曲:ZeroZine (MosPick), Ferdy (MosPick)
可愛い★★★★★ ヒーリング★★★☆☆
このアルバムの収録曲の中で一番幸せそうな可愛くて甘酸っぱいピュアなラブソング。
真っ直ぐで可愛らしいアイドル～ソングです。サウンドがワクワクするクリスマスを連想させるようにキラキラしていて聴いているだけで胸が躍ります。
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12/22発売ということもありクリスマスらしさが前面に出たアルバム。そんな幸せそうなテーマのアルバムのタイトル曲が切ないのがBTOBらしい一枚です。
